【理系大学生向け】研究開発職って実際何してるの?大学と何が違う?現職の僕が解説します。

なっく

みなさんこんにちは!なっくです!

研究開発職ってのは学部生のうちではその実態って良くわからないですよね。

僕も大学生の時はよくわかっていませんでした。特に研究室に所属する前なんて、研究をしたことがないんですから、研究開発職のことについて分からなくて当然ですよね。

その反面、大学3年の終わりには、大学院進学か就職かの決断を迫られるのが現実です。

はっきり言って、この段階で進路を決断するには情報がなさすぎます。

まだ研究のけの字も知らないのに、自分に研究開発職が合うかどうかなんて、わかるわけありません。

そこで、この記事では、そんな大学生に研究開発職とはどのようなものかを、出来る限り生の声も交えて伝えたいと思います。

みなさんが後悔のない人生を送るために、少しでも力になれたらな、と思っております。

研究職、開発職とは?その違いは?

そもそも研究職?開発職?何が違うの?って人もいるかもしれません。

そういう人は、まず以下の記事でそれぞれの違いを勉強しておきましょう。

今回の記事では研究職と開発職を一まとめにして解説していきます。

と言うのも、上の記事でも述べていますが、この2つの職種を厳密に区分するのは、現実に促してない面もあると思っているからです。

研究職の人だって開発の様なことに携わることもありますし、その逆だって然りです。その辺は企業ごとによっても異なります。

と言うわけで、この記事ではごく一般的な研究開発職というものについて、解説をしていきます。

研究開発職の日々の仕事

さて、ここからは実際に僕が研究開発職でどの様な仕事をしているのか?について述べていきます。

事細かに説明するといくら文字数があっても足りないので、箇条書きにしていきます。

毎日の仕事内容

・メールチェック、返信

・実験

・動向リサーチ(論文や特許)

・資料作成、ディスカッション

・研修

・研究器具の購入

・法令遵守のための資料作成(固定資産、薬品管理、安全衛生)

・他社メーカーとの打ち合わせ

ざっと思いつく限りでも、これだけの仕事があります。

多いな、と思ったでしょうか?会社では、様々な業務を並行して遂行していく力が求められます。

正直、研究だけをしていれば良いというものでもありません。当然研究を進めるのが主な仕事ですが、その他にも様々な活動を行い、多面的に会社に貢献していくことが求められます。

いかに雑務的な仕事を早急に終わらせ、実験や自己研鑽の時間を取れるかが、社会人の成功の一つの鍵と言えるでしょう。

さて、ここからは会社と大学の違い、という点に注目し、まとめていきます。

大学の研究室と異なる点

自由に研究出来るわけではない

会社では、自由に研究をするというのはかなり難しいです。

どういうことか?ここでは3つの要因を挙げましょう。

3つの要因

①費用に限りがある

②時間に制約がある

③上司の存在

①費用に限りがある

会社は無限にお金があるわけではありません、当然、ある一定のラインで限度があります。

これが結構面倒なんです。お金のせいでやりたいことが出来ないということもしばしば…

しかも、面倒なのが、その費用も年度ごとに切り替わるというところ。

そのため、年度内にお金を使い切る様にするなど、お金のことまで考えて、研究を進めていく必要があります。

②時間に制約がある

昨今は働き方改革が叫ばれていることもあり、基本的に長時間労働はしにくくなってきています。

それは当然素晴らしいことなのですが、一方で集中して実験したい時に、実験が出来ないという弊害もあります。

大学の様に泊まって実験することは出来ないので、時間管理スキルも会社では求められますね。

③上司の存在

大学にも教授はいますが、事細かに研究内容を指示されることも少ないのではないでしょうか。

しかし、会社では年上の先輩の数も多く、何かと上司に口を出されることになります。

もちろん、有益なアドバイスも多いので一概に蔑ろには出来ないですが、自分のやりたいことと異なる指示をされると、少しモチベーションは下がりますね。

そういう意味では、大学での研究ってかなり自主性が重んじられてますよね。自分のやりたい様に研究を進められる環境ってのは、恵まれていたことだったのかもしれません。

常に儲けることを意識

会社は営利団体です。儲けを生み出さなければ意味がありません。

そのため、どんな研究でも「結局それはお金になるのか」が大事な要素となってきます。

これはなかなか大学の研究では考えることは少ないですよね。そもそも大学の研究は学問の発展のために行っているのですから。

この意識の違いは、案外研究を進める上で大事な要素になってきますよ。儲けられない研究は無駄ってことになりますからね。

安全第一

ここが会社と大学で最も異なるところかもしれません。

会社はとことん安全第一です。「それ過剰じゃね?」と思える位には安全を追求します。

これは事故が起こったときのリスクを考えたら当たり前ですよね。会社で事故を起こすと、大々的にニュースに取り上げられ、上司のクビが飛び、他の部門まで実験が出来なくなります。

その結果、会社は再起不能なダメージを負ってしまうことだってあるでしょう。

それは何としても避けなければならない。だからこそ、過剰なまでの安全第一になるのです。

今思えば、大学の研究室は本当に安全に配慮していませんでした。整理整頓が全く出来ていませんでしたし、危険な薬品も白衣を着ないで使ったりしていました。危険なレーザーなんかで紙を焦がしてしまったこともありました。

時には、「ここまで安全対策をする必要が本当にあるのだろうか」と思う時がないわけではないですが、リスクを考えると仕方のないことなのかもしれないですね。

最後に:実際、研究開発職は楽しい?

さて、最後に「研究開発職は楽しいか?」について述べておきます。

結論から言うと「楽しい」です。

確かに大学の研究と比べれば制約があります。色々と不自由なこともあるでしょう。

ただ、その分関わる仕事のスケールが大学とは比べものにならないです。

それこそ、本当に凄い額が研究費用に充てられたりします。何百万、何千万の世界です。

それだけのデカイ仕事を任せてもらえるのですから、やりがいもありますよね。

それに、実際に自分が開発した技術が製品になり、市場に出回ったときの喜びは何者にも変えられません。

これは会社ならではですよね。

そう言ったことをまとめると、研究開発職は十分楽しいです。

みなさんにもオススメしますよ。

この記事で少しでも研究開発職について理解が深まったなら幸いです。

なっく

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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なっくのプロフィール

1995年生まれ。理系出身の現職社会人。

早稲田大学院卒業後、東証一部上場の大手メーカーに研究職で就職。

社会人としての仕事をする傍ら、Youtubeやブログ、Twitterなど、様々な媒体で有益な情報の発信を続けています。

これまでの過去の経験を活かしつつ、全ての若者が自分らしく、カッコよく、後悔のない人生を送るための手助けをしていきます!

趣味:野球、音楽、筋トレ、アニメ、副業