非常に贅沢な悩みであることは重々承知しているのですが...
ここ最近お金の使い道がわからなくなってしまいました。
自分の中の考えを整理するとともに、是非同じ悩みを持つ人にも共感してもらいたいです。
目次
なぜお金の使い道がわからなくなってしまったのか?

現在、僕は大学院を出て社会人1年目として忙しい日々を送っていますが
有難いことに生活していくには十分な賃金をいただいています。
また、(不本意ですが)残業による収入の増大、そして寮に代表される福利厚生の充実により
金銭的にはかなり余裕を持った生活をしています。
こんな感じなので、欲しいと思ったものはあまり深く考えず、とりあえず買ってきました。
特に新生活開始当初は、生活していくために必要なものが数多くあったため、
お金の使い道について深く考えることはありませんでした。
しかし、最近はそう言った「生活するために必要なもの」もほとんど揃ってしまい
急を要して購入が必要なものも無くなってきました。
そして今現在、買いたいものがなくなり、新しいものを買うことによる幸せを得られなくなってきたのです。
社会人1年目からこれでは先が思いやられます。
お金を稼ぐことにモチベーションが上がらなければ、仕事に身が入るはずもありません。
そこで一つ思い浮かぶお金の使い道が「貯金」ですが
これを目的にしては絶対にダメだと個人的には思っています。
「貯金をする」ことを目的にするな

勘違いはして欲しくないのですが、貯金を絶対悪だと言っているわけではありません。
必要最低限の貯金は必要だと思いますし、実際僕もそれなりに貯金しています。
でも、貯金をすることだけに執着することは絶対あってはならないと思っております。
まず、貯金をするだけでは成長がありません。
自己投資をしないわけですから、自身には何の変化も起きません。
これは成長、すなわち将来稼げるだけの能力を得るチャンスを自ら放棄していることになります。
別に金を使って勉強しろと言っているわけではありません。
何でもいいんです。お金を使って何か買ったり、経験したりすることが、その人の深みを増すことに繋がるのではないでしょうか。
また、貯金はお金の使い道を考えることの放棄とも言い換えることができます。
貯金って楽なんですよ。何も考えずにお金を貯めてればいいんですから。
でもそれだと、将来いざお金が貯まっても使い道に困るんではないでしょうか?
どういう風にお金を使えば自分が幸せになれるのか、常に考えていくことが幸せを掴み取るためには必要なのではないでしょうか?
そして、最後にお金の価値が普遍ではない、というのも貯金を推奨しない理由です。
20代の1万円と50代の1万円は自分にとって価値が異なると思いませんか?
それに、歳を取ると、身体の自由も少しずつきかなくなっていくでしょう。
元気な今のうちにお金を使っておいた方が、幸せだと思いません?
何で日本ってこんなに貯金をすることが美徳だと思われているんでしょうね。
そのお金を使って自分に投資し、もっとお金を稼げるようになった方が合理的だと僕は思いますけどね。
とまあここまで声高らかに貯金をすることはしたくない!と主張したわけですが、
問題はじゃあ何に使うのか、ですよね。
少し考えていきましょう。
じゃあお金を何に使えば良い?

高価なものを買い、物欲を満たす
書いてて思いましたが、自分にこれは恐らくないですね。
例えば、高級車や高級な腕時計、ブランドものの服とかでしょうか。
確かにこれらのものを買ったその時は嬉しいでしょう。
「こんな高いブランドもの持ってる俺スゲー!」って笑
でも、その幸せは一過性のものなんです。
20年以上「お金と幸福の関係」を研究してきたコーネル大学の心理学教授、トーマス・ギロヴィッチ氏は以下のように述べているようです。
「幸福の敵のひとつに私たちの適応能力があります。例えば何か嬉しくなるようなものを買うとします。すると一旦はとても幸せな気持ちになるのですが、私たちはそれに適応してしまうのです。これは「消費のパラドック」と呼ばれるもので、商品は一度手に入れれば、どんどん自分の中で価値が薄れ、さらに違うものが欲しくなってしまうのです。」
即ち、ものを買うことで幸福を得ることはとても難しいのです。何故ならいいものを買ってもそれがそこにあることが当たり前になってきますし、慣れによってさらにいいものを欲しがってしまうからです。
僕もこれには同意します。買う前は高価なものを買うことに躊躇していても、いざ買ったらその商品が高かったかどうかなんて忘れません?
結局そんなもんなんです。ものを買うことで幸せを得ようとするのは難しいのです。
自己投資していく
よく言いますよね、有意義なお金の使い道として「自己投資」しろって。
でも自己投資って何すればいいんでしょうかね?読書?勉強?
まあまだ若いし、色々なことにチャレンジして、自分の価値を高めていけばいいんだと思いますが...
でも、自己投資自己投資って自分を縛っていくと
出来ることが限られてしまうような気がしています。
何て言うか、無駄なことにお金を使わないって意識しすぎると、雁字搦めになって何もできなくなる気がすると言うか...
それに、一番の問題が、自己投資の先に何があるのか僕には明確に見えないんです。
仕事で活躍してどうするんでしょう。お金の使い道今でもわからないのに...
出世が幸せなんでしょうか?仕事で活躍すれば嬉しいでしょうが、それは幸せなのでしょうか?
でも当然、今後の社会で自分が必要とされるようになるためには
自己研鑽は必須ですし、それなりにはやっていきますよ。
でも、これってお金を使って幸せを得ることに繋がるかは微妙ですね。
若干後ろ向きな気持ちでお金使ってますしね。
いろいろなものを経験していく
やっぱりこれに繋がってくるんじゃないでしょうか。
先ほどちょろっと出てきたトーマス・ギロヴィッチ氏はこうとも述べています。
私たちは物質的なもの(家や電子機器、洋服など)を購入するよりも、ライブやコンサート、美術展、旅行などを経験したほうが、より多くの幸福を得られるようです。さらに、経験のほうが、出費に対する後悔も少ないのです。
幸い、僕には行ってみたいところがいっぱいあります。
・ユニバ
・北海道
・海外(日本を出たことがない)
・猫カフェ
・四国
それに今後やってみたいこともたくさんあります。
・ゴルフ
・ジム通い
・料理
・ライブ、フェス通い
書いてて思いましたが、やっぱりこういう経験を通して幸せって掴んでいくものなんでしょうね。
思い出は色あせることがない。だからまずは、その思い出を作るため、そして幸せを掴むために、外に出なくてはいけないですね。
何だか、自分の中で勝手に結論を出してしまいました笑
最後に
何だかまとまりのない記事になってしまいました。
でもこれが僕の偽らざる本音です。
経験していくことでしか幸せは感じられないことを再認識しました。
とにかく今は、その経験していくことに対してアンテナを強く貼っておき、
色々なことにチャレンジしていきたいです。
そのチャレンジに一緒に付き合ってくれる人がいたら最高ですね。
結局何が言いたいかと言うと...
彼女募集中です!!!!(笑)
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
みなさんこんにちは!なっくです!